
OKKO by MIGAN
涙は、不完全だからこそ美しい。
感情があふれるとき、涙のかたちはひとつとして同じではありません。
それぞれに異なる物語が宿っているから。涙に決まったかたちがないように、感情にも、たったひとつのかたちは存在しません。
RAETは、この想いから生まれたジュエリーブランドです。私たちは、自然が育んだ唯一無二のバロックパール――
有機的で、完璧ではないそのかたちに、心の輪郭を映し出すような美しさを見出しました。ひとつひとつのピースに込められているのは、人の感情の静かで美しい複雑さ。それを、そっと身に纏うジュエリーに仕立てています。
アコヤパール ― 自然が生んだ、時を超える芸術
1996年の創業以来、OKKO Pearlsは伊勢の地を拠点に、美しい真珠をお届けしてきました。その想いはただひとつ――
「真珠には、女性を永遠に輝かせる力がある。その輝きを引き出すことが、私たちの使命です。」
MIGANは、OKKOとの出会いを通じて、自然が生み出すアートともいえるアコヤパールの真の美しさを知りました。
その艶やかさと唯一無二のフォルムに、深い感動を覚え、この希少で特別な輝きを世界に伝えたいという想いが芽生えたのです。
日本を拠点にしながらも、私たちの旅はベトナムから始まり、香港へと広がっていきました。
どの地でも、人々はアコヤパール一粒一粒に込められた物語――自然が生み出した輝き、有機的で個性的な形、そしてその誕生の奇跡に心を動かされてきました。静かな強さと、時を超えるエレガンスを宿すアコヤパール。
その魅力を、今度はアジアを超えて、世界中の人々へ届けたいと願っています。このかけがえのない自然の芸術を、まごころを込めて。アコヤパールのひと粒ひと粒が、あなたの物語の一部となりますように。

アコヤ貝が紡ぐ奇跡の造形 ― バロックパール
古くから「人魚の涙」と呼ばれ、海からの贈り物として大切にされてきた真珠。
その中でもバロックパールは、有機的で優美なフォルムと、柔らかな不規則さが織りなす特別な存在です。
アコヤ貝が育まれる環境――海水の温度や質、天候のわずかな変化。
そうした自然の揺らぎの中で、偶然の調和によってバロックパールは生まれます。
かつて養殖がまだ未成熟だった時代、完璧な真円こそが美の基準とされ、不規則な形をもつバロックパールは見過ごされてきました。
しかし、技術の進化によって真円の真珠が安定して生み出されるようになった今、
バロックパールはむしろ希少な宝石となり、その唯一無二の美しさが世界中で称賛されています。
特にアメリカでは、個性を纏い、現代的なエレガンスを象徴するジュエリーとして、多くの人々を魅了しています。






日本産アコヤバロックパールをあしらったスリー・パール スウィングピアス
ゴールド ツートーンデザイン
日本産アコヤバロックパールシングルパールピアス
ゴールド ツートーンデザイン
日本産アコヤバロックパールシングルフックピアス
ゴールド ツートーンデザイン
日本産アコヤバロックパールドロップピアス
ゴールド ツートーンデザイン
シングルドロップパール ゴールドネックレス
― トリニティラインデザイン ―
ツートーンゴールド × 日本産アコヤバロックパール
シングルペンダントネックレス

伊勢の海が育んだアコヤパール
世界最高品質と称されるアコヤパール。
その一粒一粒は、静かで忍耐強い時を経て、繊細なアコヤ貝の身体の中で育まれます。
まさに自然が生み出す有機の宝石。
無数の自然の要素がひとつに重なり合い、唯一無二の真珠を紡ぎ出すのです。
ここ伊勢の海から、その物語をお届けします。
アコヤ貝が生み出す奇跡の造形:バロックパール
真珠は古くから「人魚の涙」と呼ばれ、海から生まれるかけがえのない宝石として大切にされてきました。
その中でもバロックパールは、有機的で非対称のフォルムと、やわらかな不規則さで人々を魅了します。
バロックパールは、アコヤ貝を取り巻く自然環境――海水の温度や質、天候などの変化――によって形づくられます。
かつて養殖技術がまだ安定していなかった頃、完璧な真円こそが美と価値の象徴とされ、不規則な形をもつバロックパールは低く評価されてきました。
しかし、養殖技術の進歩によって真円の真珠が安定して生産されるようになった今、バロックパールはむしろ希少な存在となっています。
その唯一無二の美しさは、特にアメリカを中心に、個性と現代的なエレガンスを象徴するものとして、世界中で高く評価されるようになりました。
栄養豊かで穏やかな海。三重県伊勢のこの恵まれた環境こそが、世界に誇るアコヤパールを育む揺りかごです。
三重県伊勢志摩の英虞湾――。
ここはアコヤ貝が育まれる特別な海です。波穏やかで、豊富なプランクトンを湛えるこの海は、アコヤ貝に欠かせない栄養をたっぷりと与えてくれます。
こうした理想的な環境に恵まれた英虞湾は、日本における真珠養殖の発祥の地として知られ、今なお国内最大にして最も名高い真珠養殖の地として、世界にその名を響かせています。

海の豊かさは、森の健やかさに支えられている。
アコヤ貝を育むプランクトンは、健やかな海だけでは育ちません。森からの栄養が海へと流れ込み、その水をさらに豊かにするのです。雨は木々に降り注ぎ、大地に染み込み、不純物をろ過しながら栄養を蓄えて、やがて海へとたどり着きます。
ここ英虞湾は、海と山が複雑に入り組むリアス式海岸。森と海が溶け合うこの地で、理想的な条件が見事に調和しています。栄養あふれる環境――。それこそが、アコヤ貝を健やかに育む揺りかごなのです。

幾日もの手間と、アコヤ貝の恵みが織りなす輝き。
幾重にも重なる数えきれない奇跡の積み重ねによって、美しい真珠は誕生します。一粒の真珠がアコヤ貝の中で形づくられるまで、平均しておよそ四年もの歳月が必要です。
絶えず変化する自然環境の中で、アコヤ貝は泳いで逃げ出すことも、より良い場所を探すこともできません。ただその場に身をゆだね、無防備に生きるのです。
だからこそ、人の手による丁寧な世話が欠かせません。
美しい真珠は、人と生きものとの繊細な共生から育まれます。一歩一歩、共に歩むその道のりこそが、かけがえのない輝きを生み出すのです。
わずか1% ― 宝石となる奇跡。
およそ1,500日――。
その歳月を経て、ようやく真に美しい輝きを放つアコヤパールが誕生します。アコヤ貝が約1,500日の養殖期間を終えると、丁寧に収穫され、慎重に真珠が取り出されます。
一粒ごとに、色合い、形、そして層の質を厳格に吟味。その中で最高基準を満たし、ファインジュエリーとして選ばれるのは、わずか1%にすぎません。
積み重ねられた日々、貝の健やかな成長、自然の恵み、そして熟練職人の技。これらすべての奇跡が重なり合うことで、ひと粒の美しい真珠が生み出されるのです 。

AKOYA WORKS

1.母貝の育成
2.貝殻の清掃
3.核入れ
4.穏やかな内海での養殖

5.外海への移動
6.収穫と選別
7.清掃と仕上げ準備
8.休養と成熟